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Kent Beck 『実装パターン』

我らがKentBによる『Implementation Patterns』の待望の翻訳本。2009年一発目のエントリはこれにしたいと思っていたので、がんばって読みました。

実装パターン
実装パターン
ケント・ベック,Kent Beck,長瀬 嘉秀,永田 渉,株式会社テクノロジックアート

本書は、狭義のパターン本ではない(本書は「デザインパターン」の実装に関する本でもないし、パターン記述形式を厳密に遵守した本でもない)し、特定の言語(ここではJava)における実装のトピックを扱った本でもありません。本書は、もう一つの"達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣"とでも言うべき一冊であり、コードをプログラマ同士のパターン言語とするための本です。具体的には、
・コードにメッセージを込める方法
・他のプログラマに向けてコードを書く方法
について扱った本です。構成は、価値、原則、プラクティス、そして実践(付録Aは絶対にしっかりと読んで欲しい。本書のゴールは付録Aの結論にあります)。本書を読むことで、Kent Beckがプログラミングをする際にしていく"さまざまな決定"(変数名をどうする、メソッドをどう分割する、状態をどう表現する...)を、追体験、疑似体験しながら、「読みやすく、理解と修正が容易なコードを生み出すための習慣」を確認・学習していくことが出来ます。たくさんの人に(表紙やタイトルなどを見てスルーせずに)手に取っていただき、是非じっくりと読んでもらいたい一冊。

もし手に取ってみて、よくわからないところなどがあった場合には、全力でサポートするので、是非『Implementation Patterns』グループをご活用ください。また、札幌の方でしたら、会いに行って一緒に悩もうと思いますので、是非snoozer.05 at ruby-sapporo.orgまでご連絡下さい。

2009.01.04 Sunday 11:20 | book Life | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク     | 









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